ちゃっちゃらちゃちゃちゃ♪今週の新馬戦は奥平雅士厩舎が話題独占!辻三蔵の「ウィークエンダー。 新潟新馬プレビュー!燃えろ!レオ!燃えろよ!
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 日刊紙や週刊誌で「今週、デビューする有力新馬」として取り上げられている奥平雅厩舎のオメガトゥルカラー*1(7月29日新潟芝1400mに後藤騎手でデビュー予定)と、レオプリンス*2(7月30日新潟6日目芝1800m吉田隼騎手でデビュー予定)。どちらも当コラム*3で推奨したように奥平雅師の期待も大きいが、今週はいつもの笑顔がない。 
 今週の南ウッドコースではオメガトゥルカラーレオプリンスに1馬身先着。時計は[5F64秒1]と速いが、上がり1F13秒1と終いがかかった。5Fから14秒1→12秒5と飛ばしたとはいえ、直線に入ってレオの反応が鈍い。結局、レオが来るのを待って追い出したオメガも伸び切れなかった。どちらも脚色は「一杯」。奥平雅師も「オメガはレオに合わせたから仕方がないけど、レオが早々にバテたのが納得がいかない」と物足りなかった様子。確かにジョッキーを乗せた先週の追い切りが良かっただけにどうしても歯切れが悪くなる。
 ただ、これだけハードに追ったのは今回が初めて。調教時計を1秒以上詰めたように今までで一番、キツかった。しかもレオは先週、先々週と吉田隼騎手がケイコをつけたが、今回の鞍上は鈴木寿調教助手。オメガも先週の後藤騎手から秋山調教厩務員に乗り替わっただけに、これまでより負荷がかかったのは間違いない。
 オメガトゥルカラーは「追い切り後、少し脚元をこすったけど、軽傷で心配はないね。いい状態で出走できるよ」と師は控え気味だったが、メンバー的には勝ち負けになる。強敵はテレグノシスに食らいついた杉浦厩舎のラクルボネット*4だけ。前評判が高いコマンドールクロス*5は坂路で速い時計(4F50秒4〜1F12秒9一杯)が出たが、最後は脚が上がった。ハロー掛け直後で、しかもヨシトミさんが騎乗していたことを思えば、速い時計が出やすかったのは否めない。まだ体に余裕があるだけにこの一追いでどれだけ絞れるかだろう。
 一方、レオプリンスは「奥のある馬だけど、いきなりはどうかな。今回は関西馬(ルビウス角居厩舎、クリーン音無厩舎)もいるし、胸を借りるって感じかな」とこちらも控え目だが、入厩時から「今、ウチにいる2歳馬では将来性は一番」と期待している素質馬。吉田隼騎手も好感触を得ているだけに、いい意味で師の期待を裏切るかも。
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*1:牝、父クロフネ、母レリックレーヌ

*2:牡、父タイキシャトル、母リキサンフラッシュ

*3:http://d.hatena.ne.jp/sanzo2004321/20060718

*4:牡、父フジキセキ、母シュガーダディガール

*5:牡、父タニノギムレット、母マリーシャンタル、高橋祥厩舎