気がつけば、リーディングトレーナー!辻三蔵の「ウィークエンダー。夏の新潟リーディングトレーナーは関西の森厩舎。沈黙は金なり。
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 森厩舎といえば、夏は北海道のイメージがあるが、今年の夏の新潟では[73618]と堂々のトップ。昨年の[2248]から大幅に成績を上げた。しかも今年の7勝は全て1000万条件以下。重賞では新潟記念4着(スウィフトカレント)が最高だったが、適条件を的確に選んで、確実に勝利を積み重ねていた。ちなみに小倉開催は小倉記念スウィフトカレント)1着を含めて[45014]、昨年が[15017]だが、こちらも成績アップ。函館が[1028]、札幌が[0011]を見ても分かる通り、拠点は完全に栗東に移った。
 今年の夏は主戦場の坂路が改修工事だったが、栗東近郊のグリーンウッドトレーニングである程度、仕上げるため、栗東では最終調整だけで済む。いつも終い重点の調整なため、坂路からコースに替わっても調教方針は変わらない。他の坂路厩舎ほど、コース追いに戸惑うことはなかった。レース後はすぐにグリーンウッドに短期放牧に出して、馬の入れ替えもスムーズにいった。重賞勝ちは2勝(共にG3)とインパクトはないが、気がつけば、関西リーディングトップ(31勝)に立った。
 今週の中山にも京成杯AHのステキシンスケクン、初風特別のジョウノオーロラと有力馬が目白押し。重賞では人気に推される森ブランドも、条件戦では意外と人気にならない。静かな森ほど、怖いものはない。 
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