チップ&デール?先月から4週間に渡って、南ウッドコースがリニューアル!辻三蔵の「ウィークエンダー。チップを替えて時計が出る?京成杯AH追い切り診断!
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 美浦ウッドチップコースは4週に渡って、チップを取り替え工事。まずは先月、2週に渡って、1コーナーから向正面にかけて交換。今月4日(月)は3コーナーから直線の内側のチップを取り換えて、来週11日に外側を替えたら工事終了だ。
 バックストレッチはウッドチップを交換したばかりということで加速がつきにくく、直線の内側も取り換えたことで、全体時計はかかった。1番時計はマツリダゴッホ(3歳1600万)の[5F64秒8〜1F12秒9馬なり]だったように1秒以上、遅かった。
 そんな中、マイネルスケルツィは圧倒的パフォーマンスを披露。引っ張り切れない手応えで先行したマイネルネオス(3歳500万)に並びかけると、直線で楽々4馬身突き放した(5F66秒5)。粒が大きいチップを全く問題にせず、終い1F12秒4と鋭い反応を見せた。鞍上のヨシトミさんが手綱を全く動かさなかったように余力タップリ。春先は押せ押せのローテーションだったため、テンションが高かったが、ひと息入れた今回は落ち着きが出てきて折り合いはスムーズ。胸前の筋肉が盛り上がって、休養前より心身共に充実している。仕上がりは万全だ。
 京成杯3連覇を目指すマイネルモルゲンは頭が高く、窮屈な走り。終いの反応がニブく、昨年のデキにはない(5F69秒3〜1F13秒6一杯)。ケイコと実戦が結び付くタイプだけに強調材料はない。
 ダイワバンディットは時計がかかる馬場を考慮しても、最近では一番、動かなかった(5F66秒2〜1F12秒7一杯)。ケイコ駈けするだけに本来ならもっと動ける。短期放牧明けで腹回りに余裕があるのが原因だろう。このひと追いで絞れればいいが。
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