京都千年伝説!辻三蔵の「ウィークエンダー京都新聞杯プレビュー!
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 菊花賞の前哨戦として長年、愛されてきた京都新聞杯がダービー直前に移ったのが2000年。しかし、時期は変わっても伝統は受け継がれていく。記念すべき2000年の勝ち馬は「河内の夢」アグネスフライト。勢いに乗って、日本ダービーを連勝したのはご存じの通りだ。
 その後も2004年1着ハーツクライ、2005年1着インティライミもダービーで2着した。2002年1着ファストタテヤマ菊花賞で2着し、2004年2着スズカマンボ春の天皇賞を制した。京都新聞杯を勝つにはG1で通用する実力が必要だ。
 しかし、今年の京都新聞杯はメンバーレベルが低い。2勝馬はわずか6頭だけ。しかも皐月賞組は皆無。前走が重賞だったのはウィルビーキング(毎日杯11着)、クレスコワールド(毎日杯9着)、タスカータソルテ毎日杯8着)、スズカゴーズウェイ(ニュージーランドT4着)の4頭。しかし、重賞で連対した馬はいない。フェザーケープ、フェルヴィードは前走で500万を勝っているが、どちらも僅差。重賞でいきなり勝ち負けできるほど、抜けた存在ではない。
 2勝馬の実績が例年の勝ち馬レベルに達しない以上、1勝馬にもチャンスはある。ただ、新馬戦、未勝利を勝った直後に3着以内に入った馬はいない。今年は未勝利戦を勝ったばかりの馬が5頭いる。京都新聞杯を勝つ、つまり、ダービーで好勝負するにはデータを覆す大物でなければならない。ダービーから逆算して考えれば、勝ち馬が見えてくる。 
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