白い闇を抜けて!辻三蔵の「ウィークエンダー関屋記念追い切り診断!
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 昨日は深い霧に包まれた美浦トレセン。坂路は重賞に登録した馬は入場したときにモニター画面に名前が計時される。霧の中でも目をこらせば、姿を確認できる。しかし、南ウッドコースでは前触れもなく、突然、現れる。
 ゴールドアグリは坂路を軽く登った後、南ウッドコースへ。姿が見えたのは直線だけだが、ゴール前、気合をつけると、3頭併せの真ん中から力強く抜け出した。ハロー掛け前の荒れた馬場を考慮すれば、1F12秒0は出色。全体時計は不明だが、躍動感溢れるフットワークは一際、目を惹いた。最近では一番、いい状態だ。
 ラジオNIKKEI賞(14着)はトップハンデ57キロだったが、古馬相手の今回は53キロで出走できる。ハンデが不利なのを承知でNIKKEI賞を使ったのは関屋記念から逆算したローテーションを組んだからだ。予定通り、NIKKEI賞を叩き台にして、キッチリ仕上げてきた。白い闇を抜けて、ひとすじの光が見えた。
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