強い7人の女!辻三蔵の「ウィークエンダー」。クイーンSプレビュー!
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昨年のオークス、秋華賞を制したカワカミプリンセスが調教中に右第1趾節種子骨々折を発症。全治1年の診断が出たが、4歳牝馬は層が厚い。昨年の桜花賞は1着キストゥヘヴン、2着アドマイヤキッス、3着コイウタ、4着アサヒライジング、5着シェルズレイ、オークスが1着カワカミプリンセス、2着フサイチパンドラ、3着アサヒライジング、4着アドマイヤキッス、秋華賞が1着カワカミプリンセス、2着アサヒライジング、3着フサイチパンドラ、4着アドマイヤキッス、5着シェルズレイだった。結局、桜花賞1〜5着馬にオークス1、2着馬を加えた7頭が昨年の牝馬クラシック戦線を独占した。
その勢いは古馬も凌駕し、エリザベス女王杯ではカワカミプリンセス(12着降着)→フサイチパンドラ(繰り上がり1着)のワンツーだった。そして、今年のヴィクトリアマイルでは1着コイウタ、2着アサヒライジング、4着キストゥヘヴンと4歳牝馬が掲示板を独占した。
クイーンSには7人の女の内、アサヒライジング、アドマイヤキッス、シェルズレイ、フサイチパンドラが出走する。人気の中心は牝馬G1で掲示板を外したことがないアサヒライジングだが、昨年のアネモネS以来、1年半、勝っていない。その間に中山牝馬Sで1番人気に推されたが、13着に大敗。トップハンデ56.5キロに加えて、重馬場、出遅れが響いた。勝ち運のなさがつきまとう。先行力があるので、札幌芝1800mは有利に見えるが、意外と小回りコースを苦手にしている。逆に、東京コースでは[1、2、1、0]と、のびのび走れる分、良績が目立つ。大トビなだけに小回りコースで急かして走らせると、持ち味が出ない。強い女ほど、弱みは見せないものだ。
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