見たいワン!

 ちゃっちゃらっちゃらっちゃ〜、新聞によりますと、エルムS(札幌土曜9R)の紙面1番人気はパーソナルラッシュ!しかし今週の追い切りが気になる?辻三蔵の「ウィークエンダー函館競馬場に取材に来ている日刊紙記者も札幌記念に比べれば、パラパラ。やはりディープインパクトがいる札幌競馬場の方が記者が多い。なるほど、だから札幌に滞在しているカイトヒルウインドサイレントディールが人気になるのか…、むふふ。

 お読みになる前に→人気ブログランキング
ご協力ありがとうございます。

 エルムS(G3)出走馬で函館競馬場で追い切ったのはアッパレアッパレパーソナルラッシュハードクリスタル、マチカネメニモミヨ、モエレアドミラルの5頭。本来なら東海S(G2)、ブリーダーズGC(G2)を連勝中のサカラートも出走予定だったが、急遽回避。追い日の水曜に追い切らなかったため、故障説も流れたが、なんてことはない。木曜日に函館ウッドチップ(W)コースに登場。軽やかな脚取りで颯爽と駆け抜けた(5F68秒1〜1F12秒1馬なり)。絶好調なだけに出走すれば、文句なしの◎だったが、鞍上の関係(秋山騎手から武豊騎手への乗り替わり)と中一週のローテーションを考慮して、エルムSは回避。10月4日、金沢・白山大賞典(G3)に向けて調整が進められる。
 
 てなことで注目は昨年のエルムS覇者パーソナルラッシュに集まったが、Wコースでの併せ馬では古馬1000万のオープンエアーにまさかの1馬身遅れ(4F53秒7〜1F12秒5一杯)。しかも目一杯に追ったにも関らず、終始馬なりのオープンエアーに追いつくことができなかった(オープンエアーは札幌土曜11R出走、買いです!)。
 「先週ビシッと追ったから今週は控えめ」という話だが、尚更、終い重点で伸び切れなかったのは物足りない。今回は5ヶ月ぶりの出走だが、7月中旬から乗り込み、追い切り本数も11本と数は豊富。確かに見た目、体はできているが、気合が乗っていないように感じる。同じく休み明け(3ヶ月ぶり)だった昨年のエルムS(1着)では直前のWコースで[5F65秒3〜1F13秒2一杯]と長めからビッシリ気合をつけたように、渾身の仕上げだった。今年の大目標はジャパンCダート。それを考えれば、今回は正直、八分の仕上がりだ。59キロを背負っているだけに過信は禁物だ。
 
 本命は今年一番の状態で出走するハードクリスタル。今週のダートコースでは5F(67秒6)から終い重点だったが、1F11秒9(強め)と鋭い反応。ちなみに某日刊紙には[1F12秒9]と表記されていたが、これは遅すぎる。見た目にも、数字以上にすばらしい動きだった。
 
 前哨戦のマリーンSを勝ったが、エルムSでのマリーンS勝ち馬の成績は[3202]と本番に直結。やはり、夏のダート重賞は格より調子だ!むろん、距離が短かった根岸S(G3・ダ1400m)でメイショウボーラーの2着しているように、ベストのダ1700m[5403]なら重賞制覇は目前。鞍上の横山典騎手は先週土曜の札幌競馬で1日9連対の大活躍。札幌開催になっても、ときおり函館に帰ってきて英気を養い、心身共に充実!関東リーディングジョッキーの勢いに乗る。
 
 函館記念(G3)4着、札幌記念(G3)5着と最近は芝で好走しているマチカネメニモミヨだが、ダートでは[3215]と掲示板を外したのが1度だけというダート巧者だ。中1週でもWコースで[5F65秒0〜1F12秒7強め]と好時計を出したように元気いっぱい。穴はこの馬だ。
 
 アッパレアッパレは仕上がりはいいが、いかんせん力不足。モエレアドミラルもケイコの動きは悪くないが、息使いが荒かったのが気になる。
 
 札幌組からは強い3歳世代のドンクールが一番手。後は秋山騎手が燃えているマルブツトップ。重賞(G3佐賀記念)を勝っているのに人気がなさすぎる。
 迷走を続けるサイレントディール、休み明けとはいえ、マリーンSでハードに完敗したカイトヒルウインドの金子HD軍団は一変は?なので押さえまで。上がり馬エドモンダンテスは「栗東から輸送したときに細くなった」とのことなので馬体重を維持できているかどうか、パドックで確認して欲しい。
 
 この記事が参考になったと思われる方はランキングへのクリックをお願いいたします。
人気ブログランキング
 ありがとうございました。