一年の計は金杯にあり!辻三蔵の「ウィークエンダー。今年最初の重賞中山金杯(中山初日11R)は年始めの運試し。大吉を引くのはどの馬?
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 新聞によりますと、人気はハード調教を課した藤沢和厩舎のキングストレイルだが、名より実を取るならコンラッド。年末は坂路だけの調整だったキングスと違い、コンラッドブラックバースピン(ジュニアC)と南ウッドコースで連日、意欲的に併せ馬を消化。厩舎期待の素質馬に胸を貸すと、直前の坂路では終始余裕の手応えでブラックを圧倒。体が締まって動きに鋭さが増した(4F52秒9〜12秒2馬なり)。
 前走の中日新聞杯は道中、揉まれ込んで脚を余したが、上がり3Fは2着ダンスインザモアと並んでメンバー最速。僅差の6着だったが、まともなら突き抜けていたはずだ。ハンデは前走より1キロ軽い54キロ。最近は追い込んでばかりいるが、元々、逃げ差し自在の脚質。ヨシトミさんに頼んだ以上、先行策で活路を開く。今回はメジロマントルの単騎逃げが濃厚。しかも人気のキングストレイルマイネルレコルトダンスインザモアの脚質が追い込みとくれば、自然と展開は向く。始め良ければ、全て良し。
 そのメジロマントルは9歳とは思えないほど、動きが若々しい。前走の鳴尾記念(1着)よりも状態はいいぐらいだ。過去10年で7歳以上の馬は連対していないが、鞍上は全く年齢を気にしていない。再び単騎で行けるこのメンバーなら逃げ残りの可能性は大。
 鳴尾記念で2着だったカンファーベストは後ろの馬に気を取られてメジロを捕まえ切れなかった。今回は鞍上に中舘騎手を配して気持ちは更に前がかり。前走より流れが向くことを思えば、今回も買い。こちらも7歳という年齢が引っ掛かるが、脚部不安で合わせて3年間、休んでいるように身も心も若い。休み明けの前走より自信を持って臨める。
 ダンスインザモアは息遣いが良く、ノド鳴りの心配はなさそうだが、ベストはやはり1800m(2100)。マイルに路線を変更したことを考えれば、2000mはやはり長い。
 キングストレイルは年末は坂路だけの調整で物足りなかったが、直前の南芝コースでビシッと追った。[5F60秒8〜11秒7馬なり]は久しぶりに藤沢和厩舎らしい、素晴らしい調教だった。この一追いで変わればいいが…。
 マイネルレコルトは状態云々の前に追い込み脚質が身に染み付いている。鞍上のバルジューはスロースターターだけに来日仕立てで流れに乗れるか心配だ。
中山金杯予想]
コンラッド
メジロマントル
カンファーベスト
ダンスインザモア
キングストレイル
マイネルレコルト
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