コイウタ慕情…辻三蔵の「ウィークエンダーコイウタ美浦に帰ってきた。
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オークスで右肩跛行を発症して競走中止になったコイウタ。失意の夏を乗り越えて、ようやく美浦に帰ってきた*1。帰厩後、すぐさま、ローズSが行われた9月17日に坂路を登ると、21日(木)には追い切りを開始。坂路で4F54秒8と足慣らし程度だったが、若干、テンションが高かったオークス時と比べて、落ち着いていて、雰囲気は思った以上に良かった。早速、奥平雅師に話を伺うと、「予定より遅い帰厩になったけど、体つきは良くなったな。いま、馬体重は486キロあるが、元々は460キロ台で走っていた馬。オークスは長めの距離だったのでギリギリまで絞った(456キロ)けど、今回は460キロぐらいで出走できればいいだろう。追い切りで16キロ絞って、輸送で10キロ削りたい」と今後の調整方法を語った。
 当初、桜花賞同様、本番の2週間前に栗東に入厩する予定があったが、「桜花賞のときは輸送で体を減らしたくないから栗東に入厩したが、今回は輸送で減らしたいのでその必要がない」と状況の違いを説明していた。オークス時より落ち着いていることに関しては「ちょっと気合不足だな。日曜日にも時計を出すけど(坂路4F53秒7)、水曜日に併せ馬をやって、気持ちを乗せていくよ」とこれからピッチを上げて行く予定だ。
 「正直、調整不足だけど」と師は笑っていたが、「できる限りのことはやっていく」と話したときには言葉に力がこもっていた。オークス後、師は「秋は必ず復活する」と悔しさを包み隠さずに話していた。本番まであと2週間。コイウタの完全復活に期待したい。
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