ハッピーメリーミレニアム!辻三蔵の「ウィークエンダー
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 「ウチではココナッツパンチ、ミレニアムカースル、グレイトフルタイムがケイコで抜けて動く」と大久保洋師は話しているが、ミレニアムカースル(中山日曜8R桜草特別)の充実ぶりには目を見張る。
 先週はココナッツパンチと併せ馬。引き立て役に回る予定がこちらの方が断然手応えがいい。もちろん、2馬身先行していたのもあるが、それでも1F11秒6(3F36秒0)と超抜の速さ。ココナッツ(470キロ)より一回り大きい分(506キロ)、威圧感があった。
 師に「絶好の調教パートナーがいましたね」と話すと、「未勝利を勝った後、中1週で使う予定だったが、使い詰めなので間隔を開けた。ココナッツと互角に動くのはこの馬しかいないし、ちょうど良かった」とニヤリ。
 元々、デビュー前はココナッツと同じくらい、期待していた素質馬。デビュー戦は中山を除外されて、急遽、小倉(芝1200m)に遠征。おつりを残した仕上がり(522キロ)で惨敗。2戦目(小倉ダ1700m)は10キロ絞れたが、折り合いを欠いて、気難しさを見せていた。
 しかし、3戦目(川崎ダ1600m)でピークチーシズを着用した効果がテキメン。スタートで出遅れて、挟まれる不利。後手を踏んで馬群で揉まれる競馬になったが、嫌気を見せずに集中した走り。直線で外に出すと、猛然と追い込んできた。アタマ差負けたのは勝ち馬に内をすくわれたから。確勝を期した前走(中山ダ1200m)は好位からアッサリ抜け出した。
「ケイコの良さが実戦に結びつくようになった。前走の勝ち時計は同日の新馬戦より速いし、時計はまだ詰まる。今のデキなら昇級戦でも通用する」と自信満々。確かに前走の勝ち時計1分13秒2は新馬戦(1分13秒5)より速い。その新馬戦を勝ったのが先週、500万を連勝した奥平厩舎のタンティモール。タンティモールは1分12秒1と大幅に時計を詰めた。タンティモールの比較すれば、通用する計算だ。
 追い切りで暴走したテラノフォースワンをフィクシアス、アポロダヴィンチが追いかける乱ペース。好位で脚を溜めるミレニアムカースルには絶好の展開だ。ハッピーメリーミレニアム!

[桜草特別予想]
◎ミレニアムカースル
○コスモパルムドール
▲テイクザホーク
△オレンジスムージー
△フィクシアス
△サウスヒューマー 
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