雨に唄えば辻三蔵の「ウィークエンダー
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 今週5日(水)に美浦トレセンに帰厩したコイウタ山元トレセンで8月初旬から乗り込んでいたこともあり、早速、6日に、調教パートナーの小柳助手を背に、坂路を一本、登ってきた。帰厩直後はいつもテンションが高いが、今回は落ち着いているのが好感だった。奥平師も「海外遠征の疲れもなく、元気になって帰ってきた。今朝(7日)は台風の影響で馬場入りせず、乗り運動で済ましたけど、明日(8日)はゲートに入れるつもりだ。元々、中山1週目に戻す予定だったし、思い通りに調整が進んでいるよ」とニッコリ。
 スプリンターズSでは松岡騎手がアイルラヴァゲイン(セントウルS出走予定)に騎乗するため、今回は吉田隼人騎手が手綱を取る。昨秋の秋華賞以来、2度目の騎乗だ。「隼人には次の富士Sまで頼んだ。若いジョッキーに乗って欲しかったので、隼人が空いていて良かったよ」と出走準備は整った。「本番まで3週間あるからジックリ仕上げられる。順調なのが何よりだね」と手応えを感じている。
 厩舎の看板馬コイウタが帰ってきたことにより、奥平厩舎も活気付いてきた。中央競馬再開後、2週続けて勝利。地方交流成績(1勝)を加えれば、25勝となり、関東リーディングトレーナー加藤征厩舎(29勝)に次ぐ、2位だ。今週はイングヴェイ(中山土曜5R)、メジロドーピー(中山日曜5R)新馬戦で有力馬を送り出しているが、馬券的には中山土曜7Rトゥインクルタイムが面白い。
 揉まれ弱いのを考慮して、休み明け2戦は馬群がバラけやすい直線1000mに出走。緒戦こそ、4着に追い込んだが、芝のスピード勝負では限界がある。現時点ではダートの短距離戦がベストだ。奥平師も「芝では追走に精一杯だったけど、ダートなら前に行ける。重馬場も有利だし、中舘さんには思い切って行ってもらう」と逃げ宣言。未勝利戦を勝ったときが不良馬場のダ1000m。逃げ争いを制して、強引に押し切っている。
 中山ダ1200mは外枠有利のハンデキャップコース。揉まれ弱いだけに枠順が心配だったが、6枠11番を引き当てた。1番人気のカサデアンジェラもハナに行きたいクチだが、スタート直後にヨレる悪癖がある。しかも4枠8番に入っただけに、外から被せられるのは必至だ。同型のテンカジョウ(6番)も内枠に入っただけに、楽にハナを切れる。
 今回は中1週だが、前走は走っていないだけに疲れは皆無。間隔が詰まってもテンションが上がっていないのは好材料だ。これなら当日輸送でもイレ込む心配はない。
 金曜正午現在、台風9号の影響でダートは「不良」発表。土曜は晴れ予報とはいえ、重馬場は免れまい。脚抜きのいいダートが得意なトゥインクルタイムには絶好の馬場状態だ。雨に唄えば
[中山土曜7R]
トゥインクルタイム
○ヤマニンジャルダン
▲カサデアンジェラ
☆ピーチドラフト
△ヒカリマーガレット
ジパングエンジェル
△テンカジョウ
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