栄光の30勝!辻三蔵の「ウィークエンダー」。
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JRA30勝にあと1つと迫った奥平厩舎。地方2勝を加えれば、現時点で31勝しているが、奥平師が「今年の目標」と話す区切りの数字だ。記念すべき30勝目はカラベルラティーナ(中山日曜8R)で決める。休み明けの前走は帰厩してから10日での出走。正直、追い切り(坂路3F36秒9〜1F13秒1一杯)の動きも重かったが、奥平師が「500万にいる馬じゃないよ」と話していたように、力があるところを見せた。
前走は先行争いを見ながら中団を追走。勝負どころでの反応は鈍かったが、エンジンがかかってから怒濤の追い込み。勝ち馬にあと一歩まで迫った。脚抜きのいいダート(やや重)で差しが届かない馬場だったが、勝ち馬とは通ったコースの差。内をロスなく突いた勝ち馬に対して、大外枠を引いたカラベルは外々を回らされた。決して力負けではない。
ひと叩きした今回は坂路で素軽い動きを披露。[4F51秒3〜1F12秒7]と鋭さを増した。前走は24キロ増だったが、全て成長分(440キロ)。春先のひ弱さがなくなり、逞しさが出てきた。
奥平師も「金曜朝、キャンターに乗ってみたが、引っ掛かる面もなく、落ち着いていたのがいい。牡馬相手でも春に好走しているし、2キロ減も有利。ヒロ(田中博騎手)も2度目で手の内に入れている。今度こそ、キッチリ決めたいね」と力が入る。
日曜午前9時現在、ペリエ騎手騎乗のダノンブライアンが単勝200円で断然1番人気。状態の良さは認めるが、500万では[0、0、3、2]と連対実績なし。武豊、岩田騎手が乗っても3着が最高だった。今まで3番人気が最高だった馬が「ペリエ人気」でいきなり1番人気。隣に同型のディスパーロが入った。他馬のマークを振り切って勝てるほどの強さはない。初勝利を挙げた中山で栄光の30勝だ。
[中山日曜8R]
◎カラベルラティーナ
○ホトダー
▲ダノンブライアン
☆スマートフレンズ
△セイヴィングス
△ピンクパンサー
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