紫苑Sの調教プロファイル[2019年版]

2008年以降、紫苑Sの調教コース別成績は以下の通り。    

              (新潟開催の2014年除く)

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美浦ウッドチップコース調教馬が最多の5勝を挙げている。

今年6月まで運用していた、

美浦・南馬場Bウッドチップコースには直線に上り坂があった。

美浦Bコースの1周距離1600mは、

中山芝・内回りコース(Aコース)の1周距離1667mとほぼ同じ。

美浦・南馬場Bウッドチップコースで6Fから追い切れば、

2度の坂越えが経験できる。

中山芝2000m(内回り)を意識したマラソンレーニングが可能だった。

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今年6月まで使用された美浦・南馬場Bウッドチップコース

今週9月2日(火)から新設された、

美浦・南馬場Dウッドチップコース1周距離2000m。

1周距離2000ⅿは、東京競馬場の芝コース(Aコース使用)2083ⅿとほぼ同じ。

美浦トレセンの調教コースで一番大きく、幅員は20~30mと広くなった。

コーナーリングがしやすく、直線が平坦になり、スピードが出やすくなった。

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2017年12月南馬場Dダートコース(旧コース)で常歩を行うゴールドアクター

南馬場Dウッドチップコースの調教時計を調べる限り、
[4F50-51秒台、3F37-38秒台、1F12秒前半]が好走基準。

しかし、直線の上り坂がなくなり、

これまでのBコースのような負荷は掛からなくなった。 

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2015年5月KEIBAコンシェルジュ出演時:アイキャッチ画像用

直線に急坂がある中山で、スピード調教が通用するのか。

紫苑Sのレース如何で今後の展望が開ける。