マイネルVSフジサワ

 幸せな週末。今週は今年のクラシックを握わす良血馬が勢揃いした辻三蔵の「新馬戦レビュー」
 京都(日曜6R芝1800m)ではPOG一番人気キャプテンベガが登場!ベガに恐れをなしたか、出走予定頭数はわずかに5頭だけ。デビュー戦にして単勝人気は早くもディープインパクト級だ。 
 他にもアドマイヤメイン(京都土曜1R武豊)、ビーオブザバン(日曜2R秋山)が折り返しの未勝利戦で確勝を期す。そして東京ではマイネルVSフジサワが因縁の対決!?

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 今週一番の注目といえば、松田博厩舎のキャプテンベガ。父サンデーサイレンス、母は二冠馬ベガ。全兄にはダービー馬アドマイヤベガがいる超良血だが、追い切りは軽すぎる。松田博厩舎といえば、ハード調教でおなじみだが、栗東CWコースで5F73秒1、坂路で4F59秒0が最高ではいかにも物足りない。
 現時点ではジョッキーが未定なように来週との両睨み。今週出走すれば、この仕上がりで勝つようだと将来は有望だが…。
 一方、東京の新馬戦では日曜5R芝1800m(混)が面白い。毎年、良血馬が揃う一戦だが、今年はマイネルスケルツィVSジャリスコライトの一騎打ちムード。おかげで出走予定頭数は9頭とかなり少なくなった。それぐらい、両馬の素質が抜けている。
 マイネルスケルツィ(稲葉厩舎、柴田善騎乗)は先週、古馬オープンのコスモラブシックを子供扱いした「来年のダービー馬」(岡田繁幸会長談)。
 先週でほぼ仕上がっているということで今週は南Wコースで軽く流したが、それでも格上のマイネルパイレット(2歳500万強め)に楽々先着[5F68秒2〜1F13秒5馬なり]。仕上がりは文句ない。
 ラフィアンと藤沢和厩舎といえば、昨年、マイネルエンパイア以来、6年ぶりに入厩したマイネルアルクスが先日、堀井厩舎に転厩。何かと因縁がある両者が世代最強馬を立てて対決する。仕上がりならマイネルスケルツィだが、将来性ならジャリスコライトの方が上だ。
 藤沢和厩舎のジャリスコライト(北村宏騎手)は先週のマチカネゲンジ(新馬戦2着)より体が一回り大きく(490キロ)、動きがダイナミック!先週金曜日に芝コースで馬なりで[5F64秒4〜1F12秒3]を出しただけに今週は軽め(5F70秒8)で十分。ただ、馬券はマイネルの方が仕上がりはいいだけにこちらから買うが、相手は当然ジャリスコライト
 萩原厩舎のフサイチペガサス産駒コージェネラル古馬1000万のポジテブサプライズをアオッたように動きの良さが目立つが、前記2頭と比べると、一枚落ちる。叩き上げのマイネルか、将来性のフジサワか、楽しみな一戦だ。
 
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