ジョイフルハート出走回避!辻三蔵の「ウィークエンダー根岸S追い切り診断!
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 栗東坂路で4F50秒4の好時計を出したジョイフルハートだが、追い切り後に鼻出血を発症しているのが判明。根岸Sを回避することになった。宙に浮いた形になった武豊騎手は平安S(4着)から連闘になるタイキエニグマに騎乗予定だ。
 天敵ジョイフルハートが回避して、がぜん、やる気になったのがトウショウギア。正直、先週の段階では全くいらないと思っていた。坂路で4F49秒4と速い時計を出したが、テンから引っ掛かり通し。4Fから12秒0→11秒5で飛ばすと、終い1F13秒7もかかった。最後は追っても反応が鈍かったように全く余力がなかった。
 しかし、今週の坂路ではムキになる面を見せずにリラックスした走り。ゴール前、軽く仕掛けると、鋭く反応した。残念ながら時計は計時不能だが、4F49秒台を出した先週よりも動きは断然いい。 
 最近は引っ掛かって失速の繰り返し。それだけに中間、落ち着いているのが何よりも好材料だ。ようやく、昨年の根岸S(3着)の頃の勢いが戻ってきた。
(追伸)
 今朝の坂路での追い切り中、大久保洋吉厩舎のシークレットヘヴン(牝3歳、父アンブライドルズソング)が故障しました。リドパレスの近親ということもあり、新馬戦(4番人気6着)で注目を集めていただけに非常に残念です。直線半ばで骨折したため、併せたココナッツパンチ*1も驚いてバランスを崩しかけましたが、吉田豊騎手が立て直て無事にゴールしました。
 シークレットヘヴンは左後脚を骨折した後も3本の脚で必死に坂を駈け上がりました。後ろから追い切る馬がいただけに、鞍上を振り落としていたら大惨事になるところです。それだけに彼女の最後の走りを見たときに目頭が熱くなりました。

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*1:東京土曜6R新馬戦出走予定