冷静と情熱のあいだ辻三蔵の「ウィークエンダー
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 マイルCSを目標にしていたシンボリグランは富士S直後に、オーロカップ(東京日曜11R)へ目標を切り替えた。マイルCSは賞金的に出走は微妙だっただけに、名より実を取った冷静な判断だ。
 主戦の柴山騎手が騎乗停止になったので、早々に北村宏騎手を確保。1年半ぶりの騎乗だが、2週続けて追い切りをつける念の入れ用だ。
 前走は追い切りから引っ掛かっていたが、メンコを着用した今回は気難しさを見せず、ピタリと折り合った。今週の坂路では4F49秒0の一番時計をマーク。スタートから徐々に加速すると、1F12秒3と鋭く伸びた。前回も48秒8と一番時計を出したが、折り合いを欠いた分、1F13秒1と終いバテた。一瞬、口向きの悪さを見せようとすると、北村宏騎手が巧みにいなした。「暴れ馬」の印象は全くない。闘志を内に秘めた今回は本番でも折り合いはつく。前走と同じ8番枠だが、引っ掛かる心配はない。
 斤量泣きするイメージがあるが、昨年のスワンSでは58キロで2着している。CBC賞(G2)1着、マイルCS3着の実績からも57.5キロは恵まれた。
 昨日からの雨で東京の芝コース(やや重)は力の要る馬場。パワータイプの同馬なら楽々こなせる。イッツソークール!
[オーロカップ
シンボリグラン
○ブルーメンブラッド
コスモシンドラー
エイシンツルギザン
トールハンマー
マイネルレーニア
アンブロワーズ
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