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　君の存在に心奪われた男だ！辻三蔵の「ウィークエンダー」。
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　数多くの名馬を輩出している大久保洋師をして「モノが違う」と唸らせたオーロマイスター（東京日曜６Ｒ）。デビュー前の追い切りで厩舎の看板馬ココナッツパンチに匹敵する動きを見せた。
　併せ馬でＯＰのメジロガストン、ショウナンアクロスを圧倒すると、先週の坂路では３Ｆ35秒８と、破格の好時計を出した。大久保洋師は「やれば動く馬だから、これぐらい出ると思ったよ」と満更でもない様子だったが、これはココナッツパンチが皐月賞１週前にマークしたベストタイムと全く同じ。坂路レコードに迫る１Ｆ11秒５は衝撃だ。
　今週は息を整える程度で１Ｆ11秒８。３Ｆ36秒８はココナッツパンチの皐月賞前の追い切りとまた同タイム。渾身の仕上げだった皐月賞時のココナッツパンチを彷彿させる調整過程だ。
　大久保洋師は赤本の取材をしたときから、この馬の素質を買っていた。なるほど、心を奪われた理由が良くわかる。ゴールドアリュール産駒にはデイリー杯２歳Ｓ２着のタケミカヅチがいるが、器の大きさは計り知れない。これがオーロマイスターだ！
［東京日曜６Ｒ］
◎オーロマイスター
○クールドリオン
▲マイネルファルケ
△リューク
△ディヴァインソング
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