10月2日(水)から主場開催の東京にあわせて、
水、木、金曜日は左回りに替わった。
2019年10月以降、南馬場Dウッドチップコース調教馬のJRA重賞成績は、以下の通り。
左回りの東京開催で、
アーモンドアイ(天皇賞・秋)、ノームコア(富士S)、サリオス(サウジアラビアロイヤルC)が重賞勝利。
南馬場Dウッドチップコースの1周距離2000mは、
東京競馬場芝コース(Aコース使用時)2083ⅿとほぼ同じ。
直線が平坦になり、瞬発力強化の調教メニューが可能になった。
左回りの南馬場Dウッドチップコースを活用し、好結果を出している。
しかし、右回りの京都開催で連対したのは、
国枝栄厩舎のマジックキャッスル(ファンタジーS2着)だけ。
関東馬は長距離輸送の影響もあるが、左回りでの調整に苦労している。
東京開催では南馬場Cポリトラック、芝コースも左回りを使用する。
追い日の水、木曜日に右回りで追い切れるのは、北馬場ダートコースだけだ。
京都、福島の重賞競走では、右回り対策を頭に入れて調教しないといけない。
重賞では微妙な攻め加減が勝敗を分ける。